2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ばくばくとしたきのうのきょうのばくとしたおはなし 「あ・ほうかい 第17号 2010年2月」所収の詩です。 ばくばくとしたきのうのきょうのばくとしたおはなし 橋本正秀 きのうのきょうのうつろなふるえのみちるしらべをうのみするてあいのぷろぐらむしょうき…

歴史と文化のまち稲沢~安楽寺(船橋)その3(文化財) 前回の続き、写真、説明とも稲沢市教育委員会による。 4 木造兜跋毘沙門天立像 藤原時代 県指定文化財 稲沢市で最古と思われる仏像。見飽きることがない。私の最も好きな仏像。 像高84.5㎝ 総高…

歴史と文化のまち稲沢~安楽寺(船橋)その2(文化財) (写真および説明は稲沢市教育委員会による) 文化財 1 木造十一面観音立像 平安時代 重要文化財 像高97.8㎝,材は榧(かや)を用い、頭、体部はもとより、右手の大半、左手の肘まで、それに若干の…

満開の桜と新本堂【平成19年3月橋本撮影】 歴史と文化のまち稲沢~安楽寺(船橋) 臨済宗 妙心寺派 昔、国のお役人が京へ上るとき、寺の南の三宅川(みやけがわ)はもっと川幅が広く、ここを北へ渡る時に船を並べて板を敷き通ったといわれ、今この地を船橋(ふ…

ドローイング作品 8 橋本正秀の世界 。

定義の後生を見定める野暮な物語りの顛末を 「あ・ほうかい 第16号 2009年9月」所収の詩です。 定義の後生を見定める野暮な物語りの顛末を 橋本正秀 わたしを定義する定義域の虚構虚偽の定義の中で概念だけのわたしの飛翔がわたしを浸食する水行のさなかの…

歴史と文化のまち稲沢~矢合観音 臨済宗 妙心寺派 民間信仰で賑わう「矢合の観音さん」 いつも参拝客でにぎわっています。TVでもよく放送される有名な民間信仰のお寺です。本尊は十一面観世音菩薩で、江戸時代より、ここの井戸水は万病に効くという民間信…

ドローイング作品 8 橋本正秀の世界。

0次元のひろがりをもった絶対存在の存在 橋本正秀 0次元のひろがりをもった絶対存在の存在は在ると断言しうるキミの存在は絶対に存在すると断言することがボクには。とするならば、一次元のひろがりをもつあの存在にも同様にそこに在るとキミは断言するし…

歴史と文化のまち稲沢~円光寺 臨済宗 妙心寺派 【平成19年撮影橋本正秀】 一宮妙興寺の末寺で後醍醐天皇正中年間(1324頃)僧宗暁がこれを開創し、後円融院永和元年(1375)妙興寺の僧滅宗宗興禅師が開山(妙興寺も開山。円光寺は隠居寺。境内に墓所もあり…

ドローイング作品 7 橋本正秀の世界。

致死量100%生存率10%未満の

致死量100%生存率10%未満の 橋本正秀 『あ・ほうかい』13号(2009年3月)所収の詩です。 (1) 致死量100%生存率10%未満の憧憬絶句次第あふおれは致死量の夢を胸に絶望する生存率19%の尊厳をはまちにしてそのたゆとう姿一片のコン…

歴史と文化のまち稲沢~尾張国分寺 わが家からは1.5㎞ほど、東北にあるお寺。臨済宗妙心寺派。 この寺は、約700年の歴史を持つ古い寺で、もとは円興寺といい、西にある円光寺と区別して東円興寺とも呼ばれていました。薬師如来を本尊としてまつっています。…

ドローイング作品 6 橋本正秀の世界。

「さけびいつこうこうげんしんくいのはて」抄 『あ・ほうかい』10号所収の詩です。4つの詩からなっています。 さけびいつこうこうげんしんくいのはて 橋本正秀 しんくい なまみさいなむいきみしにみにいっしん ひとつけいがいおどるおんみたいせつぶたい…

歴史と文化の町稲沢~善応寺 わが家から西約1㎞にある善応寺この地方には珍しい浄土宗の名刹。 宗 派 浄土宗 鎮西派縁 起 尾張国中島郡の領主大河守一色左京大夫満吉が、比叡山の蓮乗坊唱阿尭空上人の教化を受けて入道し、善応と号し、建仁年中(1201~04)に…

ドローイング作品 5 橋本正秀の世界。

ゆりかごまたはようらんそれともあらんにゃ ひらがなばかりの詩です。 ゆりかごまたはようらんそれともあらんにゃ 火事は一羽の孔雀の広げた尾の上の薔薇だ。 ジャコブ 橋本正秀 あゆかすこ すゑのよ むつのちまたびさんまえ いそわか こがらし ながゆくみち…

歴史と文化のふるさと稲沢:法華寺 わが家から北におよそ500mにある法華寺の紹介。 大齢山 法 華 寺 所在地 稲沢市法花寺町熊ノ山77宗 派 曹洞宗縁 起 当寺は、昔尾張国分尼寺で、国分尼寺とも、法華滅罪寺とも、またた んに法華寺ともいわれた。後世…

ドローイング作品 4 橋本正秀の世界。

「ゆうこくに」『あ・ほうかい』8号所収の詩です。 ゆうこくに 橋本正秀 のしかかりおしつぶしじわじわじりじりしみこみうすく広くおりよどむどんよりおもいそんざいのふざいみえないじつとみきたいのしれないおそれおののき さいはてうかぶもくずのやまか…