0次元のひろがりをもった絶対存在の存在

                                                        橋本正秀

0次元のひろがりをもった絶対存在
の存在は在ると断言しうるキミの存
在は絶対に存在すると断言すること
がボクには。とするならば、一次元
のひろがりをもつあの存在にも同様
にそこに在るとキミは断言するしか
ないのか。キミの存在をかけてかの
存在を断言する自信と根拠は確かに
在るとその実在を実感するキミの存
在を絶対に存在すると断言するボク
は。そうならば、二次元のひろがり
をもつキミの存在にも同様に現に在
るとその存在を信じ誇示することが
キミの存在をかけて断言するキミの
自恃とその宇宙の実在をキミの尊厳
と宿命をかけて強弁するときボクと
しては。三次元のひろがりを漂って
いるキミはあの存在をもここに在る
と自己の存在と自己弁明をかけてそ
の絶対存在をかけて断言するキミの
存在をボクは確かに。四次元のひろ
がりのなかを彷徨うしかない存在で
あるキミにボクはその存在を在ると。

とうの昔に見殺しにしたアイツラの
ひろがりはついに今のキミとボクに
かえってくることはないと断定する。